FIPが治る未来のために…

「FIPを治すこと」 それは、数十年前に院長の頼定が、当時FIPで猫を亡くされたご家族との約束でした。企業や大学との共同研究を通して、この数年でより効果的な検査や治療について学んできました。

Point

⚫︎企業や大学での共同研究を通して、より臨床レベルでの治験経験を有する

⚫︎セカンドオピニオンにも対応

⚫︎県内の他医院からの受け入れ実績あり

FIPでこんなお悩みは
ありませんか?

  • 最近、元気食欲がなく、体重も減少していて心配…
  • FIPの疑いがあると言われた
  • 沖縄県内でFIPの治療ができる病院を探している
  • 未承認薬剤のリスクを知りたい
  • 事前に費用を知りたい

当院では個々に合わせた
パーソナルな治療を
実施しています。

重症度(黄疸、貧血など)に合わせて、
対処療法を行いながら体力や免疫力を維持。
消炎剤や抗ウイルス薬を選択し、耐性ウィルスの出現を抑えながら治療を行っていきます。

FIP(猫伝染性腹膜炎)とは、猫の腸コロナウイルスの突然変異により起こる感染症です。
FIPには、3つのタイプ(ドライ/ウェット/混合)があり、初期症状として元気・食欲の低下、発熱、体重減少などがみられます。
既存の検査方法では、FIPの確定診断が遅れてしまい、
重症化する例が少なくありません。

ウェットタイプ

子猫に多く、ドライタイプよりも進行が早い傾向が強いです。発症すると胸腔や腹腔、心臓に体液がたまるという特徴があります。腹水による腹部の膨張、胸水による呼吸困難、黄疸などの症状が見られます。

ドライタイプ

成猫に多く、発症すると様々な臓器に肉芽腫ができるのが特徴です。病変ができる場所により、神経症状や眼科症状、臓器の機能低下などの症状を引き起こします。

混合タイプ

ウェットタイプとドライタイプの両方の特徴が見られます。

当院が選ばれる
3つの理由

REASON

01

治験に基づく検査および治療

これまで、FIPについては学術的なデータが乏しく、治療に辿り着く前の検査や診断において、不確定な要素が多々ありました。早期診断を行い、重症化を防ぎ耐性ウィルスを抑えることが重要であると考えています。

REASON

02

治験データに基づいた薬剤の選択

コロナウィルスは変異しやすく、薬剤耐性が出現しやすいと言われています。当院では、現在の主流である薬剤のみの使用ではなく、大学における治験より数種類の薬剤を選択しています。1種の薬剤に頼る治療は、公衆衛生の観点からも非常に危険であると考えています。
※画像はイメージであり、実際に処方するお薬とは異なります。

REASON

03

沖縄県内で治療が可能

沖縄県内でFIP治療に取り組んでいる動物病院は、まだ少ない現状です。当院では、大学や製薬会社と共にFIP治療開発の共同研究を行う獣医師の指導のもとFIP治療に取り組んでいます。

問診
FIP治療については完全予約制です。
予約日当日にご来院いただき、お話しをお聞かせいただきながら状態の確認をいたします。
検査
血液検査、エコー検査、レントゲン検査等、状態により必要な検査を実施します。
治療方針の策定
検査結果を精査し、FIPと確定診断後は、治療方針を策定していきます。その後は治療方針のもと、投薬を開始いたします。重症の場合は、2週間前後の入院が必要ですが、基本的には通院もしくはご自宅での投薬となります。
経過管理
治療期間は2ヶ月~3ヶ月程です。その後は、定期検査を行い、再発の兆候の有無を確認します。約半年間の定期監査を推奨しています。

治療期間はどれくらいですか?

軽症の場合は約2ヵ月程、重症の場合は約3ヵ月程です。

入院は必要ですか?

状態によりますが、重症の場合は、2週間前後の入院が必要です。

どんな検査をしますか?

血液検査、エコー検査、レントゲン検査等。確定診断後は、血液検査でお薬の反応を確認していきます。

FIPの予防接種はありますか?

残念ながら、現時点においてFIPには予防接種がありません。

FIP寛解後、再発の可能性はありますか?

FIPは長年、「不治の病」とされており、データも少ないため完治の基準が存在しないのが現状です。定期的に検査を行い、経過を追いかけていくことが大切です。これまでの治験データでは、残念ながら再発例はあります。

FIPについての診察は、完全予約制です。こちらよりご予約ください。